絵を描く準備とその後の道筋について
ハイどーも。管理人のサンマスターです。羊羹っておいしいですよね。でも単体では食べづらいので、飲み物をよく飲んでしまってトイレが近くなるのでどうしたもんかと悩み中です。
さて、今回はこれからイラストを描きたいけれど、何から始めたらいいのか分からないよって方に、実際に管理人がどうやって始めたのかを交えながら語っていきたいと思います。
お話の項目としましては以下の通り。
- 道具について(アナログ編)
- 道具がそろったら何から描き始めるべきか。
- 色は塗るべきなのか
- 道具について(デジタル編)
- イラストの公開について
と、いうことで早速語っていきましょー!
道具について(アナログ編)
さぁ、これから自分も絵描きになるぞ!描きたいものを描けるようになるんだ!神絵師になって世の中に名を遺すんだ!と勢いよく飛び出したのはいいものの、どういう風に上達すべきか分かんないって方がほとんどだと思います。
身も蓋もないこと言ってしまうと、専門学校に行ってしまえばそこらへん全部しっかりしてくれます。ですがこのブログでは、素人絵描きが根拠もなく、あることないこと考えを垂れ流していく場なので、その辺りは置いといて……。まずは道具をそろえましょう!
いるものはコピー用紙(サイズは何でもいいです。管理人はA4でした。)とシャーペン、または鉛筆で十分です。これだけあればどこでも絵が描けます。
イラストってもっと鉛筆の種類とか消しゴムとかねり消しとかいるんじゃないの?Photoshopは?液タブは?って思う方もいるかもしれません。絵を描くだけならばこれだけで十分です。イラストなんぞ気軽に始めてみるもんです。何種類も鉛筆を揃えるのはデッサンやシャーペン一本で色や影を表現するなど、初心者には取っ掛かりづらいところに入ると思うので今回は考えません。
道具がそろったら何から描き始めるべきか。
さて、道具はそろいました。これから何を描こうかなと思い始めるでしょう。管理人的には好きなもん描けばいいじゃんと思いますが、それでは参考になりませんよね……。ということで助言をするとしたら、管理人的にはただひたすらに模写をすればいいと思います。
模写とは、ほかの方のイラストを見てそっくりそのまま書き写すことを指します。自分の気に入ったイラストや漫画のワンシーン、こんなものを描いてみたいと思ったイラストを、ひたすら模写してみると何かうまく描けるのでモチベーションも維持できると思います。そこから自分の目指す画風を考えてみるのもいいと思います。
これは管理人の体験談なのですが、ネットで「イラスト 初心者」、「イラスト 上達法」などで調べて、丸をひたすら描く。ジャックハムやルーミスの教本を模写する。などよく目にすると思いますが、管理人はあまりお勧めしません。というかやめた方がいいです。
確かに、イラストの上達において筋肉の構造や骨格を理解することは重要です。ですがあんなものは、本気で神絵師を目指す人間やある程度表現できる方がやるものです。それにあんまりやりすぎると人体がリアルに寄るので、萌えキャラを描く人は今後の絵描きライフに支障が出る可能性があります(管理人談)。
そして何より楽しくない。そう楽しくないんです。
管理人も500枚のコピー用紙がすり減るくらい教本を参考に練習したことがありますが、本当につまんなかったです。多少不格好でも好きなように描いた方が楽しかったです。
管理人は本当に好きなように模写をしておりました。syroh先生の画集や三嶋くろね先生の絵を真似してみたり、薄い本のHシーンを模写してみたり、無駄ヅモなき改革のような濃い感じの漫画の一コマを模写したりとなんかいいなと思うものを模写しておりました。そうやってなんとな~くかっこいいポーズや可愛いポーズを描く時のアイデアとして自分の経験値となっていったのかもしれません。
色は塗るべきか
これに関してもやりたいようにやれというのが管理人の本音なのですが、参考になるように言うならばまだ塗らない方がいいと思います。
色を塗ると、いい意味でも悪い意味でも、本当の自分の線画の実力が見えてきます。管理人の友人は色を塗る際に自分の絵が不出来に見えると思ったのか、イラストからだんだん離れていきました。なので初めのうちは塗らない方がモチベーション的にいいかと思います。
それにしっかり色を塗るならばある程度の時間がいります。本気で構図を含めて色を塗った場合20~40時間程度はかかると考えていいです(もちろん人によりますが管理人はそのくらいかかります)。それならば、その時間を線画の上達にあてた方がはじめはいいのかなぁっと思います。
更にアナログで色を塗るためにまた道具がいりますし、今後デジタル絵に移ろうと考えているならば経済的にもちょっと重いかなと感じます。
道具について(デジタル編)
アナログである程度描いてみて、絵を描くことにはまってしまった方は、デジタルに手を出してみるのもいいかもしれません。
デジタル絵はアナログ絵よりも初期投資にお金がかかりますが、使い始めるとすっごく便利です。
詳しくはのちのち語るとして……。はじめは板タブ、お絵描きツール、ノートパソコンがあればできると思います。
板タブは「ワコム Intuos Draw」(当時6000円くらい)。お絵描きツールはsai(今のsai2。5000円くらい)。ノートパソコンは富士通のやつ(プログラミングもしていたので、そこそこ性能があるやつで9万くらい)で管理人のお絵描きライフは始まりました。
これでもはじめのうちは十分に絵を描くことができます。ただPCのスペックについてなのですが、もう少し安くてもかまいません。しかし、メモリと表示されている部分だけはよく見ておいた方がいいです。お手軽に描くだけでも4GB(2GBだとちょっときついかも)。しっかり描きたければ16GBか32GB以上のものは必要かもしれません。
たまに「メモリ:○○MB」というパソコンがいまだにありますが、絶対に買わないでください。
メモリ容量はMB<GBです。MBのものを買うとお絵描きツールが動かない場合があります。
イラストの公開について
イラストを描いたら、ネットで公開して多くの人に見てもらいたい!と思う方もいるかもしれません。そんなときは、お絵描き投稿サイトに絵を載せてみるのもいいかもしれません。
管理人はpixivというサイトを使っています。また、たまーにTwitterにも投稿しています。
こうすることで同じ趣味を持った人たちと繋がれるのもイラスト公開の魅力の一つです。
それとアナログで描いた絵を公開するためには、スキャナーが必要になると思います。管理人は大体1万円くらいのものを買いました。
ですが、スキャナーで取り込むと何か違和感がある場合があると思います。それは見ている絵の角度に問題があるためです。
スキャナーでは絵を90度(真上)から見た状態の絵がスキャンされます。一方、描いているときはある程度斜めから見ていると思います。それによってスキャンした絵は自分が見ている絵よりも横に太く映ることになります。
それを防ぐために、描いているときも、ある程度角度をつけて描く必要があります。管理人は棒切れに板を立てかけてその上から絵を描いていました。
イラストの始め方についていかがだったでしょうか。「イラストは才能とか小さいころから~とか小難しい技術とかいらず、だれでも好きなようにやっていいんやで」っていうのが伝われば幸いです。
もちろんこれは素人目線の考え方なので、何かアドバイスや質問があればコメントをよろしくお願いします。
それでは今回はこの辺りで、次回もよろしくお願いします!