情報がいつでも触れられるというのは時には不利になる
ハイどーも。管理人のサンマスターです。今日は愚痴回です。
前回のイラストについてはデッサンについてお話しました。
イラストのデッサンをすると絵がうまくなるのか
今回はイラストを始めるのにはなかなか厳しい世の中だよねって話です。
そもそも今はイラスト飽和時代
まずはどこから話せばいいのか。最初に流行りの移り変わりについて話すべきだよなあ。
流行りというのはまず潜伏期というのにはいる。この時点でコンテンツとしてはまだまだニッチな趣味に入る。
絵を描くのは女々しいもの。特にアニメ関係のイラストを描くのキモオタのレッテルを張られている時期があった。楽しむにしてもなかなか同氏が見つからない。
これはいまのSNSの時代と比べると考えられないことだ。
そして次にだんだんと周りにこのコンテンツが周知されていくようになる。このジャンルのオタクたちにとってはここが一番華やかな時期である。
たくさんの仲間たちと繋がり、意見を交換したり純粋に面白いという理由から新規層が取り込まれていく。ここが俗にいうパイオニアとか、巨匠とかが生まれてくる時期である。エロゲ全盛期時代はこれにあたるのではなかろうか。
そしてコンテンツは最も盛り上がりを見せる。絶頂期である。
ニュースなどで取り上げられ、一般層にも浸透していく。つながりも果てしなく広がっていく。コンテンツを愛する者たちにとってはこの上なく喜ばしいことである。
しかしそれと同時に不純物が入り始める。人気コンテンツということはそれだけお金になるということである。そう。企業の参入である。
これは喜ばしいことのように思える。
しかし実際にはコンテンツはさらに加速していくように見えるが、やってることはただのデチューン。そこに新しい発見は生まれにくい。
なぜなら純粋にコンテンツを愛する者は軒並み去ってくからである。
常に流行り。常に人気。常に客の目を引く。こればっかりが先行していき面白いから。かっこいいからという要素が無駄という扱いになっていく。
そしてそういうものを愛する者はひねくれもの。異端者として徐々に周囲の人間に淘汰されていく。
これは当然のことで、周囲の流行りに合わせる=うまいという認識が出来上がっているので、それから外れた絵柄は受け入れられずらいのである(もちろん強烈な個性の場合はこれに該当しない)。
生まれるのは常に何番煎じ。こだわりもなければ思いがない。一定のクオリティを満たせる方法が確立され、あれ?これ自分じゃなくてもよくね?わざわざ時間かけてする意味は?
となって去っていくのである。そして衰退期へと突入していく。
流行りにのった者どもにコンテンツはぼろぼろにされ、見るも無残になっていく。
真に愛する者はもういない。そうしてコンテンツは死んでいく。
管理人はイラストというコンテンツがこの下り坂に差し掛かっているのではないかと思っている。
なぜならすでに3Dモデル、Live2dの時代が来ているからである。
ただの一枚絵をかける人間は必要とされていない。需要がより一般受けするデ2dザインが確立された方法で3d受肉されていく。そんな時代である。
そしてこのデザインというのはあまりにもハードルが高い。
通常オリジナルデザインというのはすぐにできるということではない。
版権絵や模写を何度も繰り返して、どんなデザインが可愛い。かっこいいなど学んでいくのである。
しかし現在の社会ではその段階は評価されずらくなってきている気がする。暗黒の時代である。
ここを耐え抜くのは本当に強い精神力が必要となる。何枚描いても報われない。周囲とどうしても比べてしまう。
管理人的にはイラストというのは本当に自分の好きに描いていき、自分の表現した目標に向かって頑張っていく趣味だと思っている。
なのでこれを読んだ駆け出しの絵描きたちはめげずに頑張ってほしい。
表現というのはとっても楽しいものであるということを忘れないで生きていってほしいと思う。
また一度やめていった者たちももう一度あの楽しかった初めのことを思い出して、もう一度筆をとってあなたの世界を管理人に見せてほしいと切に願う。
応援よろしくお願いします!!
と、いうわけでどうだったでしょうか?イラストやブログそのものに関する感想や、改善点、その他ご連絡がありましたら是非コメントをよろしくお願いします。
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